USB Type-C とは?
USB Type-C は(以下、“USB-C”という) 、近年広く普及している多用途の接続コネクターです。バージョンUSB2.0以降をサポートしており、映像音声信号とデータ、さらに電力を送信できる小型のリバーシブルコネクターです。 その主な利点の 1 つはあらゆるデバイスに対応できる普遍性です。スマートフォン、タブレット、ノートPC、デスクトップPC、モニター、キーボード、外部ストレージ ドライブなどの周辺機器を含むさまざまなデバイスで採用されています。

エンドユーザーの要望はシンプル!
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USB-C選定のポイント
知っておくべきUSBの特長
進化するバージョン規格
最大80Gbpsへ高速化
USBは進化しており、さまざまなバージョン規格が存在します。新しいバージョン規格では、驚異的な速度でデータを伝送することができます。従来のUSB 2.0と比べて最大約165倍のデータ転送速度にあたります。これは、大容量のファイルを素早くコピーしたり、映像やオーディオをスムーズにストリーミング再生したりする際に大きな利点となります。
USB-CはUSB 2.0以降から対応していますが、他Typeと同様にバージョン規格によって性能が異なるため確認する必要があります。

注意点
USBバージョン規格の名称は、たびたび表記ルールが変更され複雑化しています。
さらに「開発者向け」と「マーケティング向け」の名称が混在して使用されていることも一因し、USBを使用するうえで注意する必要があります。名称表はこちらをご覧ください。
データ転送/映像出力延長伝送機能
Alternate Mode(オルタネートモード)
Alternate Mode(以下、“ALT Mode”という) は、USB-Cコネクターを使用して他の規格やプロトコルに基づく信号や機能を伝送するための機能です。具体的には、ALT ModeをサポートするUSB-Cケーブルやアダプターを使用することで、映像信号やオーディオ信号を伝送したり、ディスプレイポートやHDMIポートなどの別のインターフェースに変換したりすることが可能です。
ALT Modeには4種類あり、ProAVシステムではDisplayPort ALT Modeが多く使用されています。

DisplayPort ALT Mode
USB-Cケーブルを使用して、DisplayPort信号を伝送するための伝送機能。DisplayPort はHDMIやDVIで想定していない、超高解像度・高リフレッシュ映像の利用を視野に入れた通信規格。


HDMI ALT Mode
USB-Cケーブルを使用して、HDMI信号を伝送するための伝送機能。 HDMIはテレビやゲーム機など家庭用エンターテイメント機器に広く採用された映像と音声を一度に送るための通信規格。

Thunderbolt ALT Mode

MHL (Mobile High-Definition Link) ALT Mode
注意点
すべてのUSB-C製品が、ALT Modeに対応しているわけではありません。USB-Cを使用するうえで下記の仕様を確認する必要があります。
- 接続するホストとデバイス、使用するケーブルの各ALT Mode対応の有無
- 使用するALT Modeのデータ転送の帯域幅や伝送速度の有効範囲内か確認
- ALT Mode機能を使用するうえでの制限の有無 (例:充電やデータ転送が制限されるなど)
Webカメラ規格に対応
UVC(USB Video Class)
USB Video Class(以下、“UVC”という)は、USBによる映像データを転送するための規格です。映像デバイス(ウェブカメラ、ビデオキャプチャカードなど)とホストコンピューター(パソコン、ノートパソコン、スマートフォンなど)の間で映像データを共有するための共通のプロトコルとフォーマットを提供します。UVCをサポートするデバイスは、UVCドライバーをインストールする必要がなく、対応するホストコンピューターと接続するだけで自動的に認識されます。
UVCはUSB-Cに限らずUSB Type-A / USB Type-Bでも可能な規格です。USB-Cの普及により、さまざまなデバイスが高速映像通信をサポートするようになり、より便利な接続が可能になりました。


注意点
すべてのUSB-C製品が、UVCに対応しているわけではありません。USB-Cを使用するうえで下記の仕様を確認する必要があります。
- 接続するデバイスと使用するケーブルのUVC対応の有無
- デバイスやアプリケーションのセキュリティ設定の確認
- デバイス側の帯域に対応したケーブルであることの確認
高電力供給機能
USB Power Delivery(USB パワーデリバリー)
USB Power Delivery(以下、“USB PD”という)は、USB-Cコネクターを使用して最大240Wの高出力電力供給が可能な規格です。従来の機能とは異なり、デバイスの充電や高パワー機器の駆動に適しています。そのため、ALT Modeで映像伝送をしつつ、USB PDで受電し充電するということが可能になります。ノートPC、スマートフォン、タブレット、モバイルバッテリーなど、様々なデバイスで利用されています。


注意点
すべてのUSB-C製品が、USB PDに対応しているわけではありません。また、製品によって電力供給量も異なります。USB-Cを使用するうえで製品の仕様を確認する必要があります。
- 接続するホストとデバイス、使用するケーブルのUSB PD対応の有無
- ホスト、デバイスの要求に適した電力量と伝送能力の確認
- ケーブルの受電仕様の確認(ホストとデバイスのいずれかまたは両方からの受電が必要などの制限有り)
IDK取扱製品
セレクトマップ
※1 USB PD対応USB-CケーブルとUSB PD対応ACアダプターを接続することで電源供給が可能です。
※2 最大延長距離についてはすべての機器における接続を保証するものではありません。事前の接続検証を推奨します。
※3 DisplayPort1.4 対応機器使用時のみ対応。DisplayPort1.2 機器使用時は4K@30までとなります。
※4 15mケーブルのUSB PDは最大40Wとなります。
USB-C の選定・導入にお困りになりましたら、ProAVスペシャリストにご相談ください。
USBバージョン規格の名称の複雑化や製品の対応可能な機能がそれぞれ異なります。
そのため、製品を選ぶ際には仕様をしっかりと確認することが必要です。
製品の選定にお困りになりましたら、AVスペシャリストにご相談ください。











