ProAVシステムのHDMI延長とは?
ProAVシステムのHDMI延⻑は、延⻑距離にとどまらず、施⼯性、ノイズ耐性、解像度、コストなど導⼊システムに応じたニーズが多岐に渡り、その現場ニーズに対応したHDMI延⻑器の選定が必要になります。

HDMI延長の選定基準
導⼊するAVシステムのニーズにあわせた最適な製品を選ぶうえで知っておくべき特⻑となります。

ProAV市場で使⽤されるAV伝送規格
SDVoE伝送信号

4K映像を光ファイバーまたはCATケーブルで延⻑できます。
SDVoE伝送はイーサーネット伝送規格に準拠しています。外来ノイズに強く、⾼い伝送信頼性を誇ります。1本の延⻑ケーブルで映像、⾳声、RS-232C、LAN、USB信号を多重して伝送できます。
IP-NINJARシリーズが、SDVoE信号に対応したIDKの製品ブランドになります。
HDBaseT伝送信号

4K映像をCATケーブルで⾮圧縮伝送できます。
HDBaseTインターフェイスは映像周辺機器だけでなく、業務⽤プロジェクターや業務⽤ディスプレイにも多く採⽤されており、システム導⼊の際、機器間の接続性に優れています。1本のツイストペアケーブルで映像、⾳声、RS-232C、LAN、電源の伝送に対応します。
ProAV市場で使用されるAV伝送ケーブル
光ファイバーケーブル

光ファイバーは、メタルケーブルを遥かに超えた広帯域伝送が可能です。また、伝送路は光信号となるため、機器間電位差、クロストーク、雷サージ、⾼周波ノイズなどの電気的ノイズによる障害を受けない伝送ソリューションです。
⼯場、鉄道、電⼒会社などの電磁ノイズの影響を受けやすい現場に採⽤されています。
CATケーブル

CATケーブルは、ネットワーク通信⽤のケーブルとしても多く施⼯されており、現場での施⼯性に優れています。ケーブル配管を通した後の端末加⼯も容易です。映像伝送においては、HDBaseT延⻑の際にCATケーブルを使⽤します。
ケーブル品質により伝送特性が変わりますので、弊社推奨ケーブル、CAT.5E HDCケーブル HDC-C5E の使⽤をおすすめします。
同軸ケーブル

同軸ケーブルは、旧来型のAVシステムでの映像伝送で多く使⽤されており、現在でもSDIの伝送は同軸ケーブルが使⽤されています。そのため、既設の建物での設備更新の場合、敷設されている同軸ケーブルを使⽤したHDMI伝送が可能です。
HDMIケーブル(延長用)

延⻑⽤のHDMIケーブルは、ケーブルのみで⻑距離伝送が可能なイコライザー付ケーブルを使⽤する⽅法と⻑尺HDMIケーブル+ケーブル補償器で延⻑する⽅法があります。
いずれにせよ、両端にHDMIコネクターが付いたケーブルとなるので配管スペースに余裕のない通線には不向きです。稼働式モニターなどへの簡易接続で使⽤する場合に最適です。
ソリューション例
現場ニーズによって使⽤する延⻑機器は変わるため、選定に困った場合はAVスペシャリストにご相談ください。
機器選定やデモ機貸し出しなどを事前に設定できる、 システム導⼊⽀援サポートをご提供しております。
お問い合わせフォーム または 担当営業にご連絡の上、システム導⼊に関するご案件などをお気軽にご相談ください。
ご担当者に合わせた、サポート⽀援をご提案させていただきます。
※ システム導入支援サポートの詳細はこちらからご確認できます。










