マルチディスプレイシステムとは?
マルチディスプレイシステムは、複数のディスプレイやモジュールを組み合わせて、大画面を構成する大型映像表示装置です。
壁面を大きく活用した「マルチディプレイシステム」は「ビデオウォールシステム」と呼ばれることもあります。
大型の表示装置は、遠くからの視認性が確保され、効果的な情報伝達ができます。
一度に複数の映像を表示することで、異常や問題が発生した場合に迅速な対応が可能です。
災害対策室、中央監視システム、サイネージ、役員会議室など、さまざまなProAVシステムで活用されています。
マルチディスプレイシステムソリューション
ラインアップ

選定のポイント
マルチディスプレイシステムを検討する際、ビデオウォールコントローラー、ビデオプロセッサー、
AV over IP、マトリクススイッチャーなど、さまざまなソリューションで実現可能です。
ここでは、各ソリューションの基本的な選定ポイントをご紹介します。
Point 01
「レイアウトパターン」から選ぶ
マルチディスプレイシステムでは「どのような映像レイアウトで表示するか」が機器選定の重要なポイントです。
ひとつの映像を拡大表示するパターン、複数の映像を分割表示するパターンなどがあります。
一台ずつのモニターに個別表示、全体や複数のモニターに拡大表示、ディスプレイの目地をまたいだPinP表示をしたいなど、現場の要望に合わせた機器を選定します。
ひとつの映像を拡大表示するパターン、複数の映像を分割表示するパターンなどがあります。
一台ずつのモニターに個別表示、全体や複数のモニターに拡大表示、ディスプレイの目地をまたいだPinP表示をしたいなど、現場の要望に合わせた機器を選定します。
| DXN6000 シリーズ | DVP500x シリーズ | IP-NINJAR シリーズ | FDX-S シリーズ※1 | DIVIP804KC |
|---|---|---|---|---|
![]() 拡大表示 |
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![]() 拡大表示 |
![]() 単画面表示 |
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![]() PinP (最大8) |
![]() PinP (最大8) |
![]() PinP (最大32) |
![]() PinP (最大4) |
![]() PinP (最大2) |
![]() 目地またぎ |
![]() 目地またぎ |
![]() 目地またぎ※2 |
![]() 目地またぎ |
※1 FDX-Sシリーズはボードの組み合わせで対応可能
※2 マルチビュー出力を入力して、拡大表示することで対応可能
Point 02
「入出力数」から選ぶ
各ソリューションには、小規模から大規模システムに対応できる製品を豊富にラインアップ。
IDKのマルチディスプレイソリューションは、8×4から144×72までの入出力に対応しています。
IDKのマルチディスプレイソリューションは、8×4から144×72までの入出力に対応しています。
| DXN6000 シリーズ | DVP500x シリーズ | IP-NINJAR シリーズ | FDX-S シリーズ | DIVIP804KC |
|---|---|---|---|---|
| 最大144入力 | 最大144入力 | エンコーダーとデコーダー合わせて 最大512入出力※1 ビデオウォール 最大出力数:36 |
最大64入力※2 | 8入力 |
| 最大72出力 | 最大72出力 | 2K:最大64出力 4K:最大32出力 |
4出力 |
※1 最大入出力はスイッチのポート数に依存します
※2 PinPまたは目地またぎは、最大32入力まで(FDX-S64Uはマルチビューボード非対応)
Point 03
「導入コスト」から選ぶ
導入コストは、システム規模だけでなく、実現したい機能によっても大きく変わります。
初期費用を抑えて導入することは大切ですが、操作性や柔軟性など、総合的な視点で比較することが重要です。
初期費用を抑えて導入することは大切ですが、操作性や柔軟性など、総合的な視点で比較することが重要です。
| DXN6000 シリーズ | DVP500x シリーズ | IP-NINJAR シリーズ | FDX-S シリーズ | DIVIP804KC |
|---|---|---|---|---|
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2Kシステムの場合![]() 4Kシステムの場合 ![]() |
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コスト算出条件:9面マルチディスプレイシステム(入力ソース12ch)を想定 ※DIVIP804KCを除く
















